稲生涼 (イノウリョウ)

私は家族にサプライズをしたり、クラスで一番面白い子と言われる様な、みんなを笑顔にできる事が嬉しくてたまらない少年でした。 しかし両親の離婚後に妹が生まれ、家族から疎外され、中学卒業までいじめる事、いじめられる事を経験し、 人に尽くしたところで、結局は裏切られて傷つくだけなんだと思い、人と関わることを避け、感情や個性を押し殺していきました。 私は心配性で臆病者で寂しがりで、自分の存在を軽んじられる事に対する大きなトラウマを持っていることを自覚しており、 そこがひとつの強みだと感じています。 そういった経験を経て自分の出し方や本当の自分がわからなくなり、 目標ややりたいこともなく人生というものがただ暗く意味のないものだと感じ絶望に支配されていました。 そんな時に出会った作品の中に、必死に命を燃やそうとする強い生命力が溢れており、 人生は素晴らしいと感じられるような生きる希望を感じさせてくれました。 そして自分もこんな風に俳優として誰かの力になりたいと強く想いました。 私はそういった人生を歩んできたからこそ役の人物に寄り添い、ともに歩み、強さと優しさを持って役を演じる事ができる俳優になること ができると感じています。 そのために自分自身と「人」に向き合い、その人の深いところに寄り添って日々を過ごし、鍛錬を重ねています。 そうすることで稲生涼なくしては撮れなかったと感じていただけるように取り組んでいます。【芸歴】 〇映画 2017「震える襖」 主演 監督：林タカヒロ 2017「電池」監督：ぼんさい 2018「tokyo.ink」 監督：ぼんさい 2018「男と女とそうじゃない人」 監督:佐島由昭 2018「想像だけで素晴らしいんだ GO TO THE FUTURE-」 監督:アベラヒデノブ 2018「黒い空き缶」 主演 監督:石橋悠介 2019「ハチワン結婚相談所」 監督:こだかさり 2019「歩き方の問題」 主演 監督:細野雄大 〇舞台 2013 エーシアター「A Midsummer Night's Dream ‐夏の夜の夢‐」 フィロストレイト役 / 新宿シアターモリエール / 演出：松崎史也 2014 anarchyfilm「ANTITHESE」夢英役 ＠pit 北/区域 脚本・演出：ヨリコジュン 2017 アクターズクリニック公演 「同士の人々」 アクターズクリニックスタジオ 田中瑳磨介役 /脚本:山本有三 演出：高橋ひろし（文学座） 〇CM 2017「京都ダイハツ販売株式会社リクルート CM」 2019「ソフトバンク ペッパーくん CM」 メイン 〇MV 2019 YUMEGIWA GIRL FRIEND「アウトサイダー」監督:こだかさり監督 〇レッスン 2013 年 7 月頃から約 1 年 エーライツアカデミー演技レッスン 2014 年 4 月頃から約 2 年 アクターズクリニック演技レッスン 2017 年末から約 1 年 6 か月 プレイヤーズスタジオ映像演技レッスン